現在、4階展示室にて収蔵品展「セレクション・コレクション 佐世保ゆかりの書道展」を開催しております。
当館では、年間130本ほど開催している展覧会のうち、100本ほどは市民などみなさまの貸館展会場として利用していただいていますが、貸館展のご予約が入らなかった隙間を利用して、収蔵品をご紹介する展覧会を積極的に行なっています。
中でも、書道が盛んな佐世保市には、多くの書家が存在したため、書をテーマとした収蔵品展は必ず年1回以上、実施し、書作品を紹介することにしています。
今回は、佐世保ゆかりの書道家の作品を中心に31点を展観いたします。幕末明治に活躍した楠本端山、碩水の兄弟や谷口藍田から、その流れをくむ鴨川桂舟、辻本史邑。それに続く、山下蕙圃、安永龍峰、廣津雲仙、木村知石と子弟たちまで、近現代の佐世保の書道界を支えた名筆家による力強くも繊細な書作品を年代順にご紹介します。
さらに、本展では、伊藤博文、芥川龍之介など著名人の書コレクションも展示し、佐世保の書道界の幅広さをお知らせいたします。
ぜひ名筆家たちの作品をお楽しみください。
会期:2022(令和4)年2月24日(木)~2022(令和4)年3月21日(月祝)
時間:10時~18時(最終入館は17:30まで)
休館日:2022(令和4)年3月1日(火)、3月8日(火)、3月15日(火)