佐世保市博物館島瀬美術センターでは、約8,000点の美術・工芸・出土品等を収蔵しております。
本ページでご覧いただくのはその一部です。ご興味があられる方は、お気軽にお問合せください。
美術品
- 作品名
- 東郷平八郎書簡
- 作者
- 東郷平八郎
- 作成年
- 1923
- 寸法
- 額:縦36cm×横143cm書:縦23cm×横115cm
- 由来
- 大正12年9月28日発
内田政彦(2、3代佐世保市長)あて手紙
関東大震災見舞に対する礼状
東郷平八郎とうごうへいはちろう
略歴
- 1848年(弘化4年)
- 1月27日(12月22日)、薩摩国加治屋町に本末場馬場に、薩摩藩士・東郷実友の四男として生まれる。
- 1867年(慶応3年)
- 分家として一家を興す。薩摩藩士として薩英戦争に従軍し、戊辰戦争では新潟・函館に転戦して阿波沖海戦や函館戦争、宮古湾海戦で戦う。
- 1871年(明治4年)
~1878年(明治11年) - イギリスのポーツマスに官費留学する。
- 1894年(明治27年)
- 日清戦争で「浪速」艦長を務め、豊島沖海戦、黄海海戦、威海衛海戦で活躍する。
- 1899年(明治32年)
- 第9代佐世保鎮守府司令長官となる。
- 1901年(明治34年)
- 新設の舞鶴鎮守府司令長官に就任する。
- 1903年(明治36年)
- 12月に第一艦隊兼連合艦隊司令長官に就任する。
- 1904年(明治37年)
- 2月10日からの日露戦争では、旗艦三笠に座乗してロシア東洋艦隊の基地である旅順港の攻撃(旅順港閉塞作戦)や黄海海戦をはじめとする海軍の作戦全般を指揮する。
- 1905年(明治38年)
- 5月27日にロシアのバルチック艦隊を迎撃して、海戦に勝利を収めた。
- 1905年(明治38年)
~1909年(明治42年) - 海軍軍令部長、東宮御学問所総裁を歴任する。
- 1906年(明治39年)
- 日露戦争の功により大勲位菊花大綬章と功一級金鵄勲章を授与される。
- 1907年(明治40年)
- 伯爵を授爵
- 1913年(大正2年)
- 元帥府に列せられ、天皇の御前での杖の使用を許される。
- 1926年(大正15年)
- 大勲位菊花章頸飾を受賞
- 1934年(昭和9年)
- 没