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終了した特別展/企画展/収蔵品展
セレクション・コレクション
三川内焼展
このたび、佐世保市博物館島瀬美術センターにおいて、収蔵品展「セレクション・コレクション 三川内焼展」を開催する運びとなりました。
私たちが住む郷土、佐世保にある日本の伝統工芸品 “三川内焼”。1598(慶長3)年、朝鮮から来日した陶工、巨関が平戸・中野で最初の窯入れをし、その後、燃料となる樹木が豊富な三川内に定着したのが、三川内焼の始まりと言われています。のちに、早岐港に運ばれてきた天草石との出会いは、純白に輝く磁器の焼成につながりました。以後、三川内焼は献上品をつくる御用窯として発展し、現在では、国内外で愛されるやきものとなりました。
本展は、ゴールデンウィーク企画として、三川内焼窯元はまぜん祭りに合わせ、当館に収蔵している美術工芸品から、“三川内焼”にテーマを絞り、公開するものです。
展示構成を「染付」「唐子」「白磁」「菊花飾細工」「透かし彫り」など技術ごとに大別して、日本遺産に認定された三川内焼の歴史、ならびに造形美をご紹介します。
また、佐世保を代表する写真家、中倉壮志朗氏による三川内の写真作品、さらに、中里太陽氏(平戸洸祥団右ヱ門窯)のご協力により、三川内焼の現代陶芸家の豆皿も展示します。
本展をご覧いただくことで、三川内焼の歴史的価値、美術的価値を知っていただければ幸いです。
最後になりましたが、本展開催にあたり、ご協力いただきました佐世保市役所観光商工部観光課、平戸洸祥団右ヱ門窯はじめ、関わったすべてのみなさまに心より感謝いたします。
お問合せ先
佐世保市博物館島瀬美術センター
〒857-0806長崎県佐世保市島瀬町6-22 TEL 0956-22-7213 FAX 0956-22-7226
- 会期
- 2022年4月29日(金)〜5月5日(木)開催期間中の休館日はありません
- 時間
- 10時〜18時(入館は17時30分まで)
- 会場
- 3階展示室
- 入場料
無料
佐世保市博物館島瀬美術センター
\ スタッフコメント /
お客様に安心してご来館いただくための「新型コロナウイルス感染症」対策について
佐世保市博物館島瀬美術センターでは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、佐世保市など関係諸機関から最新の情報の収集に努めるとともに、感染予防・拡大防止のため、以下の対策を講じています。
- 館内出入口付近に検温器、消毒液を設置し、各洗面所には液体石けんを備え、お客様にご利用いただけるようご案内します。
- 館内のドア、手すり、エレベーター、トイレなど多くのお客様が手を触れられる箇所は、消毒液などによる清掃を強化しています。
- スタッフはマスク着用のうえで案内いたします。また、こまめな手洗い、消毒液による手指の消毒を励行し、健康管理に努めます。
- 展示室内が過度に込み合わないよう、36人を目安に入場の制限をかけます(来館者同士の距離の確保へのご協力をお願いします)。
- エレベーターは込み合わないよう、4人を目安にご利用ください。
- 写真撮影は可能です。ただし、フラッシュ撮影はご遠慮ください。
- イベント開催時のチェックリスト(セレクション・コレクション三川内焼展 新型コロナウイルス感染防止チェックリスト)