【主催者から一言】

今、世界中に紹介される日本映画で、最も上映機会が多いのは黒澤作品だと言っても間違いないでしょう。有名な『羅生門』『生きる』『七人の侍』『用心棒』など以外でも、処女作の『姿三四郎』からの遺作の『まあだだよ』にいたるまで、世界中の様々な場所で、様々な機会に、様々な方法で上映が行われていて、そうしたことから、20世紀を代表する映画作家の作品として、世界中の映画人に今なお影響を与え続けているのが黒澤明の映画です。それは各国で上映される折に作成されるポスターを見ても感じられることです。語り継がれる黒沢作品の魅力と偉大さの一端を知っていただきたいという想いを込めて、世界各国で作られたポスター展示会を行うものです。

展示内容はポスターとロビーカードで各30枚です。