佐世保初「令和6年度長崎県国民保護共同実動訓練」を昨日2月15日(土)、実施しました。これは、長崎県と佐世保市が、国民保護法第42条に基づき、国、地方公共団体等が一体となって、緊急対処事態の初動対処について、関係機関の連携強化を図り、佐世保市民の国民保護に関する対応行動の理解・促進を高めることを目的に行なったものです。
前日、前々日も、しまび職員でシナリオの再確認を行ないました。が!当日は、想定外のことが起こりました。
当初は、“着弾”の予定が“佐世保港に落下”に変更されていましたが、“通過”となりました。市長ご欠席の予定が出席、島瀬公園でのご挨拶が急きょ、しまび館内に場所変更、で、準備したマイクの音が出ず、慌てました。“防災リーダー50人が住民役で避難”の予定が“見学者と関係者あわせて総勢約120人”になり混在。“ロビーピアノ前での誘導”が“ドア近くでの誘導”となり、避難者が外に列をつくる事態。避難場所の地下では人数確認のため整列していただく予定が整列いただけず人数確認がアバウトに…。
避難者にケガもなく、職員はほぼ冷静に誘導できたのではないかと思います。次回は、もっと迅速に誘導できるよう努めたいです(北朝鮮から弾道ミサイルが飛来すると4分弱で到達するといわれている)。流れとしては次のとおりです。
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10:00過ぎにJアラートが鳴り、館長の指揮のもと、しまび職員全員が持ち場に移動。係長は放送を、主任は玄関外で避難呼びかけを、職員3人はそれぞれロビー、階段踊場、避難場所の地下室で避難誘導を実施。全員、地下への移動が終了、安全姿勢をとっていただいた。所要時間8:05.83だった。
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訓練には宮島市長、西本副市長、田中副市長、吉田文化・スポーツ部長はじめ市職員も参加されました。佐世保市防災危機管理局の市職員はじめ、自衛隊、消防、警察、防災リーダーなど関係者のみなさま、当日、防災に関心をもって見学に来られたみなさま、お疲れ様でした。





写真:林田聡先生(しまび写真教室講師)