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しまび日記

【こんなこともしています(^^)/】三川内焼美術館の展示替え(^^)/

現在、しまびにて「発掘された日本列島2025展」が好評開催中ですが、そのさなか、学芸員は朝から三川内焼美術館へ向かい、年に一度の展示替え作業を行いました。

展示替えは、前日までに三川内焼美術館で展示中の作品を撤去、梱包し、運送するところから始まります。そして本日は、当館の収蔵庫から新たに選定した三川内焼作品を運び入れ、開梱、状態確認(コンディション・チェック)を経て展示を行いました。

この一連の作業には、日本通運の美術品輸送専門スタッフのご協力をいただいています。日本通運には、「美術品梱包輸送技能取得士」の資格を有するエキスパートが在籍しており、繊細で貴重な作品を安全に取り扱う高度な専門性を備えています。まさに、“触れてはならないものに触れる”ことを許された専門家と言えるでしょう。

こうした展示替え業務も、しまび学芸員の重要な役割のひとつです。三川内焼美術館での展示は、当館との連携のもとで行われており、日々の美術館活動は館外にも広がっています。ぜひ多くの方に、そうしたしまびの文化活動の一端をご理解いただければ幸いです。

また、三川内焼美術館のある「三川内焼伝統産業会館」は、隣接する「うつわ歴史館」との機能集約を目的とした複合化改修事業に入る予定です。現在の展示をご覧いただけるのは、今だけの貴重な機会となりますので、ぜひお早めにご来館ください。