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しまび日記

【先生が学ぶ?!】社会体験研修を実施しました!

いつも授業をしている先生が、博物館で働いてみたら──?!
そんな“逆転の体験”が、3日間にわたって「しまび」で行われました。佐世保市内の高校(3校)の先生4名が、文化施設の現場で社会体験研修に挑戦。しまびの業務を実際に体験し、教育現場での新たな視点や実践に役立てていただくことを目的とした研修です。

学びに終わりはありません。しまび職員も、日々勉強中です。しまびは、これからも「学びあい」の場でありたいと願っています。今回の体験が、教室でも生きる“学び”になりますように。そして…先生、3日間おつかれさまでした!次は、たくさんの子どもたちが、しまびに来てくれることを楽しみにしています。

◆先生の声◆

展示業務

体験初日、市役所内の作品入れ替えのため、業務に参加させていただきました。普段、生活をしていて、足を踏みいれることのない市長応接室、副市長応接室の作品展示で、作品自体も高額だということもあり、すごく緊張、集中しながら展示作業ができました。

午後からは、場所を移して、アルカスSASEBOで、佐世保出身の作家の作品数十点を展示しました。知っている風景を作家の目を通して、アウトプットされた作品に感動すること間違いないと思います。

貴重な体験に参加できたことをうれしく思います。

発掘された日本列島展

開催中の「発掘された日本列島展」では、スタンプラリーを実施し、5個の縄文スタンプを集めた方に、オリジナル缶バッジをプレゼントしました。

缶バッジは、好きな絵柄を選び、手作りで製作することもできます。子どもたちにもわかりやすく説明すること、ケガをさせないように留意することを心がけました。

缶バッジ作りは、子どもたちにも大好評でした。

POPづくり

子どもたちにも「発掘された日本列島展」に来てほしい!!ということで、館内に掲示するためのPOPづくりをしました。子どもの目線になって、疑問に思うことや楽しくなるようなことばを書いてみました。

はにわにナゾや土器の不思議を知ることができるだけではなく、缶バッジづくりやスタンプラリーなどお楽しみもたくさんあります。

もちろん、大人でも勉強になる展覧会になっているので、我々、日本人のルーツをのぞきに来てみませんか?

学芸員に声をかけてみて!

館内の展示物について、学芸員でもある安田館長にお話を伺いました。展示物をより詳しく観たり、深く理解したりするのに必要な歴史的背景や関連知識など、たくさん教えていただきました。

また、単に過去を知るだけにとどまらず、現在、そして未来のことを考える貴重な体験をすることができました。

博物館や美術館を訪れたら、積極的に学芸員の方に声をかけてみましょう!