いよいよ10月31日(金)開幕するながさきピース文化祭2025特別展 西果てのワルツ「させぼピース展―海からたどる、時の旅」の全貌をご紹介します。
4階から1階までの全フロアを「わ(WA)」の基調音で構成しながら、フロア単位でそれぞれの表現[環・割・渦・話]を用いることで、時代ごとに異なる意味や景色をまとった海へと誘います。「西果て」の港まちならではの交流の軌跡[piece]を集めた40,000年の海の旅を通じて、“いまここ” の平和[peace]をみなさまに問いかけていきます。
5階 | Introduction / Sasebo PORT-folio | 本展では「させぼピース展」の導入として、佐世保の歴史をご紹介します。 |
4階 | 「環」の海 / Circulating Sea |
先史、古代の佐世保は、海とともにめぐりめぐる「環」の時代でした。佐世保に広がる自然との循環の輪から、海の向こうの世界との交流の輪まで。 4階展示室では、旧石器時代から縄文、弥生へと移り変わる暮らしをたどり、平穏な時代が10,000年以上も続いたそのリズムをめぐります。 |
3階 | 「割」の海 / Dividing Sea |
中世、近世の佐世保は、外来の文物が押し寄せて世界が交わりながら、自国の意識が芽ばえ、境界線が引かれはじめた「割」の時代でした。海の恵みや交易品をもたらす「豊潤な海」と異国の勢力を呼びよせる「脅威の海」。 3階展示室では、海のふたつの顔と並んで展開された交流や抵抗の歴史をめぐります。 |
2階 | 「渦」の海 / Swirling Sea |
近現代の佐世保は、さまざまな思惑がうずまく「渦」の時代でした。防衛という「現実」に必要な対応と平和という「理想」に向けた役割。 2階展示室では、軍港のまちのこれからをまなざしながら、戦中・終戦・戦後復興における歴史を振りかえります。 |
中2階 | 同時開催の展覧会 | お楽しみに! |
1階 | 「話」の海 / Interactive Sea |
現代の佐世保は、未来へと語り継がれる「話」の時代です。 1階では、アートと音が交錯する現在進行形の対話を通じて、次の時代へとつながる時の旅を体感してください。 |