11月29日(日)11時より、水中写真家 戸村裕行(とむら ひろゆき)氏をお迎えし、ギャラリートークを開催しました。
戸村氏は、中部太平洋 マーシャル諸島北西部に位置するビキニ環礁を訪れ、海中に沈む艦船や航空機、潜水艦といった“戦争の遺産”を撮影してこられました。トークの冒頭では、ビキニ環礁が1946年から1958年にかけてアメリカ合衆国の核実験場として使用され、多くの艦船が標的艦となった歴史について解説してくださいました。
標的艦の中には、世界七大戦艦(ビッグ7)の一つである「長門」や佐世保海軍工廠で建造された軽巡洋艦「酒匂(さかわ)」も含まれていました。戸村氏は、これらの艦艇を撮影した際のエピソードや潜水時の苦労、ビキニ環礁の海の姿など、写真の背景にあるストーリーを丁寧に紹介してくださいました。
さらに、海中に眠る標的艦の保存や引き揚げをめぐる今後の課題についても触れ、参加者は深く学び、考えるひとときを過ごしました。
ご参加いただいた皆さま、戸村さん、誠にありがとうございました!
最終日の明日11月30日(日)もご来館されています。直接、お話できるチャンスがあるかと思いますので、ぜひご来館ください。







