3連休最終日の本日2月25日(日)、14:00から「しまびmusic museum fearing 音浴博物館~自由を我等に~」関連イベント“レコード鑑賞会”を開催しました。
ロシアによるウクライナ侵攻は、2月24日で2年を経過しました。しかし、未だ沈静化する気配はありません。そればかりか、世界には現在も紛争の火種が絶えることなく燻っています。人権問題やジェンダーの問題など、解決への前進が必要な問題も数多く存在します。そのような状況に対して、音楽はさまざまな形で声を挙げてきました。音楽が情勢を変えたケースもあります。
本展は、反戦歌、平和を願う歌、公民権運動などのプロテストソングを中心に約60点のレコードを展示しています。今回、このようなテーマで展示とレコード鑑賞会が実施されるのは、佐世保では初の試みだと思います。
レコード鑑賞会では、音浴博物館の長田雅英キュレーターの解説で、1時間30分にわたり、ベトナム戦争などテーマに関連するレコードを鑑賞しました。多くのお客様がしみじみと聴きいっていました。ご来館のお客様、ご取材いただいたメディアのみなさま、そして音浴博物館の長田キュレーター、ありがとうございました。本展により歴史的背景を改めて見つめなおすきっかけになれば幸いです。
展覧会は2月28日(日)までの開催です。ぜひ足をお運びください。