長崎国際大学の天雨佳子(あまうけいこ)と申します。私は、学芸員資格取得のために学んでおり、授業の一環として8月7日(水)から7日間、佐世保市博物館島瀬美術センターで博物館実習を行なっております。
本日、8月10日(土)14時から15時までの1時間、「ねこぺちゃ展」のワークショップを行ないました。
ワークショップとして、「ねこぺちゃ展」に来館されたお客様に鼻ぺちゃ犬や猫を折り紙で作った物を画用紙に貼り、色鉛筆やクーピーなどで装飾したパネルを制作しました。参加してくださった方の作品は、とてもかわいらしく、猫に対する愛が溢れており、とても素敵な作品が完成しました。
私自身、一昨年、博物館教育論の一環で「ねこ休み展」のワークショップを行なった経験がありますが、クループワークだったため、1人で行なったのは初めての経験でした。企画・準備・実施とすべて1人で行なうことに戸惑いがありましたが、ご参加くださった皆さんが温かく、やりたいことや困っていることを自分から伝えてくださり、お伝えするべきことが分かり、とても助けられました。また、私は折り紙で作った猫を貼った後、日常生活で生活している風景を描くだろうという予想のもと、お手本を制作していましたが、実際は、羽を描き、天使のようにするなど、デザイン的な背景を付けておられました。このアイデアは、私には考えつかないものだったので、子どもが考える世界は、大人が考えつかないような素晴らしいものが存在し、大人の固定概念に囚われたアイデアを押し付けてはいけず、子どもの自由な発想を取り入れることの大切さを学ぶことができました。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。