








【トークイベント「縄文から現代へ―防災危機管理から平和を考える」を開催しました!】
11月3日(月・祝)14時から約1時間、「させぼピース展」関連イベントとして、“縄文から現代まで、佐世保の歴史と防災から平和を考える”をテーマにしたトークイベントを開催しました。
館長からは、展覧会の趣旨とともに、1万年以上続いた縄文時代の人々が自然とともに生き、度重なる災害の中でも命をつないできた姿を紹介。「平和とは“戦争がない状態”だけでなく、“暮らしを守り、つないでいく力”でもある」というメッセージが語られました。
続く米村専門官(佐世保市防災危機管理局)からは、近年の災害事例や市の防災への取り組みを紹介。「備えること、支えあうことが命を守る第一歩」と呼びかけました。
クロストークでは、「縄文の人々の“自然とともに生きる知恵”は、現代の防災にも通じる」と語りあい、「災害があっても支えあえる社会こそ、平和のかたち」という言葉で締めくくられました。
過去から未来へ――佐世保の地に生きる私たちが、“命をつなぐ力”をどう受け継ぎ、平和を築いていくかを考える時間となりました。
熱心に聞いてくださった中学生、質問をしてくださったみなさま、そして大切な祝日の時間にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
次のイベントは、以下のとおりです。みなさまのご来館をお待ちしています。
●11月6日(木)14:00〜16:00「建築家 白井晟一をめぐる、時の旅」
「させぼピース展」の白井晟一資料を鑑賞後、十八親和銀行の懐霄館を見学するツアーです。
集合場所:佐世保市博物館島瀬美術センター2階展示室
予約制:20名(定員に達し次第、受付終了。電話申込みをお願いいたします)
参加料:展覧会チケット(当日券 一般1,200円)のみ。
●11月8日(土)13:30~14:30「サウンド・クロニクル・アワード表彰式 」
サウンド・クロニクルで公募した作品の表彰式を行います。
見学:無料
●11月8日(土)14:00~15:00 トークイベント「平和を守るために〜我が国を取り巻く安全保障環境と防衛省の取り組みについて〜」
防衛省九州防衛局の杉田裕之氏を講師に迎え、日本の防衛の基本的な考え方をはじめ、九州が果たす地域的役割、さらに佐世保が担う安全保障上の位置づけについて解説いただきます。
参加料:展覧会チケット(当日券一般1,200円)のみ。
●11月9日(日)11:02~11:30 朗読会「原子雲の下に生きて」
永井隆編『原子雲の下に生きて』から、本朗読会では、その言葉の一部を抜粋して朗読します。当時の人々がどのように生き、どのように平和を願ったのかを感じていただければ幸いです。
参加料:展覧会チケット(当日券一般1,200円)のみ。
●11月9日(日)14:00~16:30 「ものづくりワークショップ 〜ピースキャノンをつくろう!」
アーティストYotta(ヨタ)によるワークショップです。社会に対してユニークな切り口で作品を発表してきたYottaさん。11月9日はそんなYottaさんの視点を親子で体験できる空間がしまびに現れます。
出演:Yotta 人数:10名程度 申込:必要(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfZI65r08Q4VVjHcgYJh2iiLHjuma3udXk1eRWNpKB25SQdQg/viewform )

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11月2日(日)に「肉態縄文JAZZ祭り with 縄文愛郷LABO」を開催しました。
午前中のワークショップ「縄文人になろう!」で、すっかり縄文人になったみなさんとともに、JAZZ祭りがスタート。
しまび初登場のジャズピアニスト山下洋輔さん、肉態舞踏家 戸松美 貴博さん、そして急きょ参戦の瑞宝太鼓 髙倉照一さんによる夢のような共演が実現しました!
縄文人風マント姿で登場した山下さんと戸松美さんに、会場から大きな拍手!
山下さんの力強いピアノが響くと、観客は一気に引き込まれ、続く戸松美さんの内面から湧き上がる舞踏に息をのむ瞬間が続きました。
きらきらフェスティバル実行委員会のご協力により、ステージ上にはクレーン車も登場!雄たけびとともに舞いあがる迫力のパフォーマンスに圧倒されました。
さらに髙倉さんの太鼓が鳴り響くと、会場の熱気は最高潮に!
縄文愛郷LABOのみなさんによる竹筒のリズムに合わせて、子どもたちも音を奏で、手づくり弓矢で参加する姿も。
笑顔と拍手に包まれ、「させぼピース展」はこの日、まさに“縄文とジャズの響宴”となりました。
山下さん、戸松美さん、髙倉さん、縄文愛郷LABOのみなさん、そしてご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました!
「させぼピース展」は11月30日(日)までエンジン全開で開催中です。ぜひご来館ください!


11月1日(土)、縄文愛郷LABOのみなさんによるご協力で、楽しいワークショップを実施しました。
特別ゲストとして瑞宝太鼓の髙倉照一さんが参戦。
「ながさきピース文化祭2025開会式」にて天皇皇后両陛下の御前で披露しただけあって堂々たる迫力のパフォーマンスでお客様も大興奮。「させぼピース展」スタートを華やかに飾ってくださいました。




いつも授業をしている先生が、博物館で働いてみたら──?!
そんな“逆転の体験”が、3日間にわたって「しまび」で行われました。佐世保市内の高校(3校)の先生4名が、文化施設の現場で社会体験研修に挑戦。しまびの業務を実際に体験し、教育現場での新たな視点や実践に役立てていただくことを目的とした研修です。
学びに終わりはありません。しまび職員も、日々勉強中です。しまびは、これからも「学びあい」の場でありたいと願っています。今回の体験が、教室でも生きる“学び”になりますように。そして…先生、3日間おつかれさまでした!次は、たくさんの子どもたちが、しまびに来てくれることを楽しみにしています。
体験初日、市役所内の作品入れ替えのため、業務に参加させていただきました。普段、生活をしていて、足を踏みいれることのない市長応接室、副市長応接室の作品展示で、作品自体も高額だということもあり、すごく緊張、集中しながら展示作業ができました。
午後からは、場所を移して、アルカスSASEBOで、佐世保出身の作家の作品数十点を展示しました。知っている風景を作家の目を通して、アウトプットされた作品に感動すること間違いないと思います。
貴重な体験に参加できたことをうれしく思います。
開催中の「発掘された日本列島展」では、スタンプラリーを実施し、5個の縄文スタンプを集めた方に、オリジナル缶バッジをプレゼントしました。
缶バッジは、好きな絵柄を選び、手作りで製作することもできます。子どもたちにもわかりやすく説明すること、ケガをさせないように留意することを心がけました。
缶バッジ作りは、子どもたちにも大好評でした。
子どもたちにも「発掘された日本列島展」に来てほしい!!ということで、館内に掲示するためのPOPづくりをしました。子どもの目線になって、疑問に思うことや楽しくなるようなことばを書いてみました。
はにわにナゾや土器の不思議を知ることができるだけではなく、缶バッジづくりやスタンプラリーなどお楽しみもたくさんあります。
もちろん、大人でも勉強になる展覧会になっているので、我々、日本人のルーツをのぞきに来てみませんか?
館内の展示物について、学芸員でもある安田館長にお話を伺いました。展示物をより詳しく観たり、深く理解したりするのに必要な歴史的背景や関連知識など、たくさん教えていただきました。
また、単に過去を知るだけにとどまらず、現在、そして未来のことを考える貴重な体験をすることができました。
博物館や美術館を訪れたら、積極的に学芸員の方に声をかけてみましょう!




