佐世保市博物館島瀬美術センターでは、約8,000点の美術・工芸・出土品等を収蔵しております。
本ページでご覧いただくのはその一部です。ご興味があられる方は、お気軽にお問合せください。

出土品/遺物

郷土の歴史(佐世保市の主な史跡)

三島山経筒

三島山古墳の北側の崖で銅鏡が入った経筒が発見されて、明治26年に建てられた三島神社の祠の後に祀られました。

経筒は高さ36cm、直径18cm程の滑石製の筒です。平安時代の後期になると、政治が乱れ、末法思想が広がっていました。地方の有力者の中には死後の安楽を祈って各地に経塚を建て、そこに経筒を埋葬しました。早岐にもそのような財力の豊かな階層がいたことを示しています。宋時代の胡州鏡や景徳鎮産の青白磁、合子、小壺などが納まっていました。

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