ダリ展はあと8日を残し閉幕を迎えます。いつも展覧会が終盤になってくると、だんだん寂しい気持ちになってくるのはなぜでしょう。連日、多くのお客さまにご来場いただき、さまざまな嬉しい出会いをいただいています。ダリ展を楽しみにして来てくださったお客さま、なんとなく家族・友人に連れて来られたお客さま、どちらのお客さまたちも、最後には満足気なお顔でしまびを出られる姿を見て、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。こんな光景を見られるのもあと数日だと思うと寂しくなってくるのです。
学芸員の仕事の真髄とは「橋渡し」です。人と人。人と物。物と物。事と事。人と事。学芸員はそれらの間にたち、スムーズに繋ぐことができるように、さまざまな方法で「橋」の代わりとなっています。ダリ展も残りあとわずかの時間となりました。最終日まで、たくさんのお客さまの「架け橋」となれますように🌈
「生誕120周年記念 ダリ展 ―版画と立体でたどるシュルレアリスム―」は佐世保市博物館島瀬美術センターにて好評開催中!12月26日(火)まで休館日なしで毎日開催しています。