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しまび日記

ワークショップ「ダンボールベッドをつくろう!」を開催しました。

メリークリスマス!

12月25日(土)、14:00から15:00まで、ワークショップ「ダンボールベッドをつくろう!」を開催しました。

東日本大震災を機に広まったダンボールベッドは、その有用性から各地の自治体で導入が進められています。しまびでは、東日本大震災から10年という節目の今年、地震が少ない佐世保においてもいつ起こるかわからない災害の備えとして、ダンボールでベッドを作るワークショップを実施することになりました。佐世保市役所の市民安全安心課からダンボールベッドキットと簡易ベッドをお借りしました。しかし、今回のメインは、手作りのダンボールベッドを作ること!連日、しまび職員が近くのお店からダンボールを収集、いよいよペットボトルのダンボール約20枚でベッドを製作します。

会場にはファミリーのお客様が集まりました。最初に、キットのダンボールベッドと簡易ベッドの説明。そしてペットボトルのダンボールを使用した手作りベッドの製作に入ります。

まずはじめにダンボールを箱型に組み立て、開かないようガムテープで簡単にとめます。次に20個のダンボール箱を並べます。最後に、丈夫にするため上部にダンボールを平らのまま敷くと完成です。ものの10分で立派なベッドが完成しました。完成後、代わるがわる体験していただきました。「意外にしっかりしてる」「寝心地がいい」「そのまま眠ってしまいそう」など参加者の反応はまずまずの様子。実際、床との距離が保てるので冷えやホコリから身を守ることができますし、空気の層ができて暖かいというメリットがあります。しかし、佐世保市役所市民安全安心課職員に使用について尋ねると「湿気があるところに保管していると強度が弱くなり、また、かさばるので大量に避難所へ持っていくのがたいへん」とのことでした。佐世保市役所では現在、これらの簡易ベッドを使うようになってきたそうです。

いずれにせよ“備えあれば憂いなし”です。日頃からダンボールをためておけば、いざという時に重宝するかも知れませんね。ご参加のお客様、ご取材のテレビ佐世保さま、ありがとうございました。

明日12月26日(日)は、「地震体験車で地震体験」を開催。島瀬公園にて13:30から16:00まで行います。ぜひご参加ください。