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しまび日記

【満員御礼!】「祈りの世界展」ミュージアム・コンサート、盛りあがりました!

ミュージアム・コンサートを開催しました。

今回は、「世界文化遺産 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 登録5周年記念 セレクション・コレクション 祈りの世界展」に合わせ、“祈り”をテーマに演奏。新型コロナウィルス感染症5類感染症移行後、念のためゆっくりめに椅子を設置していましたが、14:00開演近くになると、みるみるお客様が集まって満席となり、椅子を追加するほどでした。

まず、ブレヴィンズ幸さんによるピアノの独奏からスタート。幸さんは日野中学校に体験入学中の中学3年生。15歳とは思えない落ち着いた演奏でドビュッシーのアラベスク1番を披露しました。

次にお父様のラスティ・ブレヴィンズさんによるサクソフォンと幸さんのピアノによるアリア(ボザ)、白鳥(サン=サーンス)でお客様を魅了しました。ラスティ・ブレヴィンズさんは、ラスベガス在住のサックス奏者で、ハウステンボスでの演奏をきっかけに何度も来日しています。

イマージュ (ボザ)では幸さんがフルートのソロ。吹き抜けの空間に心地よい音色が響きわたりました。

さらに、門屋尚山さんの尺八が加わり、アヴェ・マリア(シューベルト)をトリオで演奏。日本と西洋が融合した不思議な音の世界に、会場が包まれていました。門屋尚山さんは平戸在住。新都山流大師範です。平成13年民謡夢舞台で原田直行氏の伴奏、平成21年オランダ大使夫妻&第41代松浦家ご夫妻のディナータイムショーなどで演奏経験豊富なかたです。

アンダンテとスケルツォ(ガンヌ)では、奥永紀子さんの伴奏に合わせ、幸さんがフルートを奏で、お客様の視点が2人に集中していました。

拍手が鳴りやまず、アンコールの赤とんぼでは、のどかな日本の原風景を感じさせました。

ご来館いただいたたくさんのみなさま、演奏者のみなさまありがとうございました!好評につき、来月7月16日(日)も同じメンバーでミュージアム・コンサートを実施することにいたします!!14:00開演、観覧無料です。来月も、ぜひぜひぜひ、お越しください。

[出演者]
・新都山流大師範 門屋尚山(尺八)
・奥永紀子(ピアノ)
・ラスティ・ブレヴィンズ Rusty Blevins(サクソフォン)
・幸ブレヴィンズ Sachi Blevins(フルート)

[プログラム]
・Arabesque No.1- Debussy
・Aria – Bozza
・The Swan -Saint saens
・Image – Bozza
・Ave Maria – Schubert
・Andante et Scherzo – Ganne
・赤とんぼ- 山田耕筰