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しまび日記

【無事に終了!】「させぼピース展」トークイベント5回目を行ないました!

本日8/15()、「させぼピース展~佐世保から発信する“協力”の社会」トークイベントをしました。今回で5回目を行ない、とうとう最終回となりました。今回は「第二次世界大戦と危機意識」をテーマに大野隆之氏と安田館長がお話をしました。

大野氏は、危機意識の話の中で、選挙の例をあげ、「日本人は、特に若者は、選挙に行かない人が多い。それは選挙に行っても何も変わらないと諦めているからで、政治に対して、国民の信頼が得られていないからではないか。そんな状況なので、自分で生き残る術を身につけたいと思い、自給自足の村づくりをしている」といったお話をしました。会場からは「過去に政権が変わったこともあるので、国民の一票が国を変えられるかも知れない。政治や選挙に興味をもってほしい」などの意見がありました。

また、大野氏は、移住したいと感じた国として、ウクライナ、チェコ、ハンガリーなどのヨーロッパ、ブラジル、ペルー、コロンビアなどの南米、そして、ミャンマー、フィリピンなどの東南アジアの各国を10カ国ほどあげられました。いずれの国も、貧しいながらも子どもがたくさんいて、大勢の家族で協力しあって生きているからとおっしゃいました。日本はルールが多すぎて、生きづらいと語っておられました。

大野氏のお話を聴いて、お客様からの質問や意見が相次ぎました。「危機意識をもち自給自足の生活を目指しているのは素晴らしい活動だが間に合うのか」、「戦中戦後よりは良くなっているから危機意識を持たなくてもいいのでは」といった声がありました。

それに対し大野氏は「日本人もみんなで協力して強い日本を作っていく必要がある。そのためには個人が危機意識をもってそれまであった意識を変える必要がある」と答えました。

深い議論が続き、予定の1時間を少し超過し、1時間15分ほどで終了し、そのあとも残っていらっしゃるお客様が多かったです。

8/8(火)から始まった「させぼピース展~佐世保から発信する“協力”の社会~」は8/15(火)で閉幕となりました。すべてのトークイベントに参加した皆勤賞のお客様もいらっしゃいました!みなさま、ありがとうございました!