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しまび日記

【北斎と踊る!】肉態表現家 戸松美 貴博が観じた浪や富士。

本日11月23日(木・祝)、11:00~、14:00~「北斎と踊る!肉体表現家 戸松美 貴博(とまつたかひろ)の世界」を開催しました。戸松美さんは、今年の717(月・祝)に「森。こだまの前に ~内なる森の交錯~」の関連イベントでも“”肉態即興”を披露されています。しかし、美術館の展示室で、しかも、北斎作品の前で踊るのは初めて!しまびとしても初めてのことです。戸松美さんは、前日の会場下見の時点から、北斎の作品前に佇み、気持ちを高めていました。

展示室には、佐世保をはじめ、松浦市など市外県外からも多くのお客様が集まりました。中には、北海道から日本一周中、戸松美さんのイベントがあると知って来場された男性もいらっしゃいました。

戸松美さんは《新板浮絵忠臣蔵》では怒りを、《東海道五十三次》では楽しさを、《百物語》では恨みを、《ほうき星》では驚きを、そして《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》では、上半身裸となり、浪の荒さを“肉態表現”しました。最後は、お客様を巻きこんで、会場に大きな浪ができました。

北斎展の会期は、123()までです。閉幕まで残り10日となりました。次のイベントは、11月25日(土)11:00~、14:00~のギャラリートーク(大神学芸員担当)です。約1時間の作品解説となります。

2階のミュージアム・ショップでは、「北斎展」オリジナルの関連グッズも販売しております。ショップだけ無料で入ることができますので「買い忘れた!」という方も安心してご来館ください。