米海軍佐世保基地の中高生が、学校の授業で制作した作品を紹介しています。今日はミュージアム・コンサートも開催されました。
今年の展覧会の見どころは、東京で開催された「創造的表現の祭典」に出品された作品を展示していることです。
アメリカでは、個性を尊重する教育が重視され、自由な表現を奨励するため、子どもたちの作品は、独創的な色づかいや大胆な構図が印象的です。自然景観的に、アメリカの乾いた大地や広い空、強い日差しといった環境が影響し、より強い色が印象に残りやすいのかも知れません。
いずれにせよ、子どもたちの作品から、歴史や文化、環境が異なるアメリカをぜひ感じてみてください!
「E.J.King中学高校ART SHOW」は明後日5月10日(土)17:00までです。
本日4月27日(日)14時より、約1時間にわたり、「上野裕介 ギターコンサート〜中島博製作ギターを弾く〜」を盛況のうちに開催いたしました。
上野裕介氏による卓越した演奏に加え、中島博氏製作の第1号から第4号までのギターについての詳細な解説と、それぞれの楽器の音色を比較する弾き比べが行われました。
情景が目に浮かぶ演奏とともに、クラシックギターにまつわる貴重なエピソードも紹介され、ご来場のみなさまには、深い感動と温かい笑顔とともに、中島氏の製作技術の粋を存分にご堪能いただきました。
ご来場賜りましたみなさまに、心より御礼申し上げます。
本日の演奏曲(曲名/作曲者)
1.いい日旅立ち/谷村新司
2.ああ上野駅/新井栄一
3.津軽海峡・冬景色/三木たかし
4.南へ帰る/A.ピアソラ 5.オブリヴィオン(忘却)/A.ピアソラ
5.禁じられた遊び/A.ルビーラ
6.夢(マズルカ)/F.タレガ
7.ラグリマ(涙)/F.タレガ
8.アデリータ(マズルカ)/F.タレガ
9.アルハンブラの想い出/f.タレガ
10.ホーム/A.ヨーク
アンコール/タンゴ・アン・スカイ/R.ディアンス
以上アンコール含め11曲
なお、このミュージアム・コンサートは、1階フリースペースで開催中の「夢に向かっての物づくり展」の関連事業でした。本展は、中島博氏が仕事を続けながら物づくりに夢をもち、9年の歳月をかけて作ったクラシックギター、トランジスタ、AMラジオ、FMラジオ、真空管アンプ、デジタル時計、電波時計、ギター型スピーカーなどを展示しています。明日4月28日(月)17時までご覧いただけます。この機会にぜひ足をお運びください。
🎤 Koga Naoki ミュージアム・ライブ、大盛況!
佐世保出身、東京を拠点に活躍中のシンガーソングライター、古賀直樹さんが、初のミュージアム・ライブ「Koga Naoki 弾き語りミニコンサート」を開催しました!
ただいま1階フリースペースにて開催中の「夢に向かっての物づくり展」(主催:中島博さん、4月28日(月)17時まで開催)の関連イベントです。
神奈川県鎌倉市在住、元DEENドラマー・宇津本直紀さんが運営する音楽会社に所属する古賀さん。年間100本以上のライブをこなす「静かに燃える男」が、佐世保への想いをアコースティックギターに乗せ、熱く、やさしく歌いあげました。
涙を誘う「ばぁちゃんの子守唄」、郷土愛にあふれた「九十九島の夕景 旅立ち〜佐世保〜」など、心に響く全10曲。会場は、あたたかい感動の空気に包まれました。
🎶演奏曲目
・何も話さず海を見よう
・雨は心の鏡
・on my way home〜港の見える丘で〜
・カバー曲、ディドリームリバー
・ピアノ 即興
・moment
・カバー曲 let it be
・リリアーナ
・君だけの桜色
・ばぁちゃんの子守唄
・九十九島の夕景 旅立ち〜佐世保(アンコール)
🌟明日のイベントのお知らせ
4月27日(日)14時からは「上野裕介 ギターコンサート 中島博製作ギターを弾く」を行います!
「聖水と教会堂展ー中江ノ島をめぐるキリシタン信仰用具/黒島の教会堂建設の足跡ー」最後のギャラリートークを実施しました。
作品解説を行なうのは、キリシタン関連遺産を世界文化遺産登録に導いた長崎県学芸文化課の川口洋平氏と、すっかりお馴染みになった本展担当の伊藤晴子学芸員です。多くのお客様が参加され、お二人の解説に耳を傾けていました。
一番バッターの川口補佐の解説は、地図パネルから入りました。1644年に最後の宣教師がいなくなってから、民衆レベルで“潜伏”しながらの信仰になったことを説明。そして、中江ノ島のキリシタン信仰用具のコーナーでは、調査によりお水瓶に“肥前産の色絵瓶”(1655年から1670年代までの17世紀中頃)が使用されていたこと、さらには、掛軸に描かれた二人の人物が、洗礼者ヨハネと洗礼を受けるイエスであること、御神体の下に敷いたりする布にインド更紗の影響を受けた和更紗が使われていることなど、貴重なお話をしてくださいました。
次に、伊藤学芸員の解説は、全体的な本展の概観と黒島の教会堂建設の足跡についてです。平戸藩の再開発地に移住したキリシタンは、既存集落と“共存”していたこと、外国宣教会の神父は覚悟をもって派遣されてきたこと、マルマン神父の『聖教初学要理』はプティジャン神父のそれを踏襲して作成されたこと、黒島教会堂の尖塔十字架が強風により取り替えられたことなど、興味深いお話でした。
展覧会は、2025年3月6日(木)までです。みなさまのご来館をお待ちしています。火曜日は休館日です。
佐世保初「令和6年度長崎県国民保護共同実動訓練」を昨日2月15日(土)、実施しました。これは、長崎県と佐世保市が、国民保護法第42条に基づき、国、地方公共団体等が一体となって、緊急対処事態の初動対処について、関係機関の連携強化を図り、佐世保市民の国民保護に関する対応行動の理解・促進を高めることを目的に行なったものです。
前日、前々日も、しまび職員でシナリオの再確認を行ないました。が!当日は、想定外のことが起こりました。
当初は、“着弾”の予定が“佐世保港に落下”に変更されていましたが、“通過”となりました。市長ご欠席の予定が出席、島瀬公園でのご挨拶が急きょ、しまび館内に場所変更、で、準備したマイクの音が出ず、慌てました。“防災リーダー50人が住民役で避難”の予定が“見学者と関係者あわせて総勢約120人”になり混在。“ロビーピアノ前での誘導”が“ドア近くでの誘導”となり、避難者が外に列をつくる事態。避難場所の地下では人数確認のため整列していただく予定が整列いただけず人数確認がアバウトに…。
避難者にケガもなく、職員はほぼ冷静に誘導できたのではないかと思います。次回は、もっと迅速に誘導できるよう努めたいです(北朝鮮から弾道ミサイルが飛来すると4分弱で到達するといわれている)。流れとしては次のとおりです。
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10:00過ぎにJアラートが鳴り、館長の指揮のもと、しまび職員全員が持ち場に移動。係長は放送を、主任は玄関外で避難呼びかけを、職員3人はそれぞれロビー、階段踊場、避難場所の地下室で避難誘導を実施。全員、地下への移動が終了、安全姿勢をとっていただいた。所要時間8:05.83だった。
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訓練には宮島市長、西本副市長、田中副市長、吉田文化・スポーツ部長はじめ市職員も参加されました。佐世保市防災危機管理局の市職員はじめ、自衛隊、消防、警察、防災リーダーなど関係者のみなさま、当日、防災に関心をもって見学に来られたみなさま、お疲れ様でした。
しまびが有事の際の緊急一時避難地下施設に指定されていることを知っていただき、
“想定外は起こる”と日頃から
心と非常用品の備えをしましょう。
写真:林田聡先生(しまび写真教室講師)