しまび日記

【十八親和銀行さんとの連携事業】「建築家 白井晟一をめぐる、時の旅」を開催しました!

11月6日(木)、「させぼピース展ー海からたどる、時の旅」しまび会場で白井晟一の資料を鑑賞後、十八親和銀行懐霄館を見学するツアーを実施しました。
まず、しまびでは、明治・大正・昭和の佐世保史についてお話したのち、白井晟一の《原爆堂》関連資料を中心に、広島・長崎の原爆や第五福竜丸の被爆、建築家としての歩みなどについて50分間、解説させていただきました。
続いて懐霄館へ。十八親和銀行の山本康一さんのご案内で、1時間にわたり、1階から11階までじっくりと見学。砂岩や大理石、木材など自然素材を巧みに用い、楕円形や非対称の壁面、天井照明が織りなす空間美、そして職人たちの高い技術によって築かれた建築の魅力を改めて感じました。
佐世保に白井晟一の建築があることを誇りに思い、これからもこの芸術的建築を大切に守り継いでいっていただきたいと感じました。ご参加くださった皆さま、そしてご協力くださった十八親和銀行の皆さま、ありがとうございました。
11月8日(土)のイベントについてお知らせです。
🎵13:30〜「サウンド・クロニクル・アワード表彰式」
🗣14:00〜九州防衛局トークイベント「平和を守るために〜我が国を取り巻く安全保障環境と防衛省の取り組みについて〜」
しまび日記

【過去に学び、未来を守る!!】トークイベント「縄文から現代へ―防災危機管理から平和を考える」を開催しました!

【トークイベント「縄文から現代へ―防災危機管理から平和を考える」を開催しました!】

11月3日(月・祝)14時から約1時間、「させぼピース展」関連イベントとして、“縄文から現代まで、佐世保の歴史と防災から平和を考える”をテーマにしたトークイベントを開催しました。

館長からは、展覧会の趣旨とともに、1万年以上続いた縄文時代の人々が自然とともに生き、度重なる災害の中でも命をつないできた姿を紹介。「平和とは“戦争がない状態”だけでなく、“暮らしを守り、つないでいく力”でもある」というメッセージが語られました。

続く米村専門官(佐世保市防災危機管理局)からは、近年の災害事例や市の防災への取り組みを紹介。「備えること、支えあうことが命を守る第一歩」と呼びかけました。

クロストークでは、「縄文の人々の“自然とともに生きる知恵”は、現代の防災にも通じる」と語りあい、「災害があっても支えあえる社会こそ、平和のかたち」という言葉で締めくくられました。

過去から未来へ――佐世保の地に生きる私たちが、“命をつなぐ力”をどう受け継ぎ、平和を築いていくかを考える時間となりました。

熱心に聞いてくださった中学生、質問をしてくださったみなさま、そして大切な祝日の時間にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

次のイベントは、以下のとおりです。みなさまのご来館をお待ちしています。

●11月6日(木)14:00〜16:00「建築家 白井晟一をめぐる、時の旅」
「させぼピース展」の白井晟一資料を鑑賞後、十八親和銀行の懐霄館を見学するツアーです。
集合場所:佐世保市博物館島瀬美術センター2階展示室
予約制:20名(定員に達し次第、受付終了。電話申込みをお願いいたします)
参加料:展覧会チケット(当日券 一般1,200円)のみ。


●11月8日(土)13:30~14:30「サウンド・クロニクル・アワード表彰式 」
サウンド・クロニクルで公募した作品の表彰式を行います。
見学:無料

●11月8日(土)14:00~15:00  トークイベント「平和を守るために〜我が国を取り巻く安全保障環境と防衛省の取り組みについて〜」
防衛省九州防衛局の杉田裕之氏を講師に迎え、日本の防衛の基本的な考え方をはじめ、九州が果たす地域的役割、さらに佐世保が担う安全保障上の位置づけについて解説いただきます。
参加料:展覧会チケット(当日券一般1,200円)のみ。

●11月9日(日)11:02~11:30 朗読会「原子雲の下に生きて」
永井隆編『原子雲の下に生きて』から、本朗読会では、その言葉の一部を抜粋して朗読します。当時の人々がどのように生き、どのように平和を願ったのかを感じていただければ幸いです。
参加料:展覧会チケット(当日券一般1,200円)のみ。

●11月9日(日)14:00~16:30 「ものづくりワークショップ 〜ピースキャノンをつくろう!」
アーティストYotta(ヨタ)によるワークショップです。社会に対してユニークな切り口で作品を発表してきたYottaさん。11月9日はそんなYottaさんの視点を親子で体験できる空間がしまびに現れます。
出演:Yotta  人数:10名程度  申込:必要(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfZI65r08Q4VVjHcgYJh2iiLHjuma3udXk1eRWNpKB25SQdQg/viewform )


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【しまびに山下洋輔さんが‼】山下洋輔&戸松美貴博「肉態縄文JAZZ祭り with 縄文愛郷LABO」を開催しました!

11月2日(日)に「肉態縄文JAZZ祭り with 縄文愛郷LABO」を開催しました。

午前中のワークショップ「縄文人になろう!」で、すっかり縄文人になったみなさんとともに、JAZZ祭りがスタート。

しまび初登場のジャズピアニスト山下洋輔さん、肉態舞踏家 戸松美 貴博さん、そして急きょ参戦の瑞宝太鼓 髙倉照一さんによる夢のような共演が実現しました!

縄文人風マント姿で登場した山下さんと戸松美さんに、会場から大きな拍手!

山下さんの力強いピアノが響くと、観客は一気に引き込まれ、続く戸松美さんの内面から湧き上がる舞踏に息をのむ瞬間が続きました。

きらきらフェスティバル実行委員会のご協力により、ステージ上にはクレーン車も登場!雄たけびとともに舞いあがる迫力のパフォーマンスに圧倒されました。

さらに髙倉さんの太鼓が鳴り響くと、会場の熱気は最高潮に!

縄文愛郷LABOのみなさんによる竹筒のリズムに合わせて、子どもたちも音を奏で、手づくり弓矢で参加する姿も。

笑顔と拍手に包まれ、「させぼピース展」はこの日、まさに縄文とジャズの響宴となりました。

山下さん、戸松美さん、髙倉さん、縄文愛郷LABOのみなさん、そしてご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました!

「させぼピース展」は1130日(日)までエンジン全開で開催中です。ぜひご来館ください!

 

 

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【イベントを開催しました】ワークショップ&パフォーマンス「縄文人になろう!」

11月1日(土)、縄文愛郷LABOのみなさんによるご協力で、楽しいワークショップを実施しました。

特別ゲストとして瑞宝太鼓の髙倉照一さんが参戦。

「ながさきピース文化祭2025開会式」にて天皇皇后両陛下の御前で披露しただけあって堂々たる迫力のパフォーマンスでお客様も大興奮。「させぼピース展」スタートを華やかに飾ってくださいました。

 

 

 

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2日目も大盛況!戸松美☆貴博氏の幽体離脱トークと舞踏で恐怖が笑顔に変わる瞬間!!

2日目のイベントは、初日よりさらに多くのお客様で大盛況‼️👥✨
「キャーッ‼️」という叫び声(マネージャーさんの声でした😆)とともに、幽霊に扮した戸松美⭐︎貴博さんが階上から登場👻ゆらゆらと階段を降り、🎹不協和音のピアノに合わせて舞踏が始まりました。
最初はぎゃん泣きしていた女の子が、差しのべられた手を握り、一緒に踊りだすと、つられて他の子どもや大人も浮遊しはじめ、恐怖が楽しさへと変わる瞬間に会場が包まれました💃✨
トークでは、戸松美さんの幽体離脱体験から、お客様の体験談まで話が広がり、あっという間の時間⏳
ピアノ演奏にも多くの「素晴らしかった‼️」との声👏戸松美さんからも「館長のピアノ、パーフェクト‼️」と絶賛いただきました🙌初めてのアドリブ演奏でしたが、大きな経験となりました。
みなさま、ご来場ありがとうございました✨
「都市伝説展」はいよいよ8月31日(日)まで。まだご来館になられてないみなさま、この機会にぜひ、ご来館ください。閉幕まであと5日‼️👻
しまび日記

びっくり体験! 戸松美⭐︎貴博氏が自身の幽体離脱のことを語りました!

昨日8月23日(土)「ぼく、幽体離脱しました。あちら側の世界へ ― 戸松美⭐︎貴博の不思議体験トーク&舞踏」を開催しました👻
🎹不協和音のピアノが鳴り響く中、白装束の戸松美さんが階上に登場👤
しなやかに舞い、やがて髪を振り乱しての乱舞💫会場は一瞬で“異世界”に引き込まれました😳
👁トークでは、ご自身の幽体離脱体験を語ってくださいました。
暗いトンネルを高速で抜け、光に包まれる安らぎの空間へ✨けれど「やっぱり元の世界がいい」と願い、戻ってこられたそうです🪽🪽
目に見えない世界は、決して怖がるものではなく、私たちとつながるもうひとつの現実かもしれません🌌
イベントは、今日8月24日(日)14時からも開催します。見逃した方、ぜひご来館ください😌
👻「都市伝説展」と、本日最終日の「発掘された日本列島展」もぜひ‼️
しまび日記

【先生が学ぶ?!】社会体験研修を実施しました!

いつも授業をしている先生が、博物館で働いてみたら──?!
そんな“逆転の体験”が、3日間にわたって「しまび」で行われました。佐世保市内の高校(3校)の先生4名が、文化施設の現場で社会体験研修に挑戦。しまびの業務を実際に体験し、教育現場での新たな視点や実践に役立てていただくことを目的とした研修です。

学びに終わりはありません。しまび職員も、日々勉強中です。しまびは、これからも「学びあい」の場でありたいと願っています。今回の体験が、教室でも生きる“学び”になりますように。そして…先生、3日間おつかれさまでした!次は、たくさんの子どもたちが、しまびに来てくれることを楽しみにしています。

◆先生の声◆

展示業務

体験初日、市役所内の作品入れ替えのため、業務に参加させていただきました。普段、生活をしていて、足を踏みいれることのない市長応接室、副市長応接室の作品展示で、作品自体も高額だということもあり、すごく緊張、集中しながら展示作業ができました。

午後からは、場所を移して、アルカスSASEBOで、佐世保出身の作家の作品数十点を展示しました。知っている風景を作家の目を通して、アウトプットされた作品に感動すること間違いないと思います。

貴重な体験に参加できたことをうれしく思います。

発掘された日本列島展

開催中の「発掘された日本列島展」では、スタンプラリーを実施し、5個の縄文スタンプを集めた方に、オリジナル缶バッジをプレゼントしました。

缶バッジは、好きな絵柄を選び、手作りで製作することもできます。子どもたちにもわかりやすく説明すること、ケガをさせないように留意することを心がけました。

缶バッジ作りは、子どもたちにも大好評でした。

POPづくり

子どもたちにも「発掘された日本列島展」に来てほしい!!ということで、館内に掲示するためのPOPづくりをしました。子どもの目線になって、疑問に思うことや楽しくなるようなことばを書いてみました。

はにわにナゾや土器の不思議を知ることができるだけではなく、缶バッジづくりやスタンプラリーなどお楽しみもたくさんあります。

もちろん、大人でも勉強になる展覧会になっているので、我々、日本人のルーツをのぞきに来てみませんか?

学芸員に声をかけてみて!

館内の展示物について、学芸員でもある安田館長にお話を伺いました。展示物をより詳しく観たり、深く理解したりするのに必要な歴史的背景や関連知識など、たくさん教えていただきました。

また、単に過去を知るだけにとどまらず、現在、そして未来のことを考える貴重な体験をすることができました。

博物館や美術館を訪れたら、積極的に学芸員の方に声をかけてみましょう!

 

 

 

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しまびに都市伝説展のテレビ生中継が入りました!

8月2日(土)、NIB長崎国際テレビの人気番組「ひるじげドン」が、しまびに生中継で登場😳
安田館長が「都市伝説展」をご案内し、なんと‼️超人パンダかわむらさん&野口忠大さんと一緒に、呪物など展示品を鑑賞しました👻✨
笑いあり驚きありの現場は、終始大盛りあがり‼️
見逃した方も、ぜひ「都市伝説展」へお越しください🙌
8月31日(日)まで開催中です‼️
しまび日記展覧会

📢【大盛況‼️】 海部陽介先生による記念講演会を開催しました🎤

本日7月27日(日)、東京大学総合研究博物館の海部陽介先生による記念講演会は、満員御礼のうちに終了しました✨
講演タイトルは…
🦴「人骨からひもとく人類史~岩下洞穴・下本山岩陰・宮の本遺跡」
…だけでは終わりませんでした‼️
なんと、リクエストに応えて、あの話題の
🌊「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」
についても熱く語ってくださいました🔥“日本列島に我々の先祖がどうやってやってきたか”を実証した壮絶な内容に、思わず涙ぐむお客様の姿も…。
ご来場、ご質問くださったみなさま、本当にありがとうございました🙌✨
講演後には、現在開催中の
🗿「発掘された日本列島2025展」
をじっくりご覧いただき、スタッフ一同感謝しております👀✨
明日から5、4階は「都市伝説展」準備のため、展示替えに入ります。
「発掘された日本列島展」は、3、2、中2階で、8月24日(日)までの開催です😀
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【こんなこともしています(^^)/】三川内焼美術館の展示替え(^^)/

現在、しまびにて「発掘された日本列島2025展」が好評開催中ですが、そのさなか、学芸員は朝から三川内焼美術館へ向かい、年に一度の展示替え作業を行いました。

展示替えは、前日までに三川内焼美術館で展示中の作品を撤去、梱包し、運送するところから始まります。そして本日は、当館の収蔵庫から新たに選定した三川内焼作品を運び入れ、開梱、状態確認(コンディション・チェック)を経て展示を行いました。

この一連の作業には、日本通運の美術品輸送専門スタッフのご協力をいただいています。日本通運には、「美術品梱包輸送技能取得士」の資格を有するエキスパートが在籍しており、繊細で貴重な作品を安全に取り扱う高度な専門性を備えています。まさに、“触れてはならないものに触れる”ことを許された専門家と言えるでしょう。

こうした展示替え業務も、しまび学芸員の重要な役割のひとつです。三川内焼美術館での展示は、当館との連携のもとで行われており、日々の美術館活動は館外にも広がっています。ぜひ多くの方に、そうしたしまびの文化活動の一端をご理解いただければ幸いです。

また、三川内焼美術館のある「三川内焼伝統産業会館」は、隣接する「うつわ歴史館」との機能集約を目的とした複合化改修事業に入る予定です。現在の展示をご覧いただけるのは、今だけの貴重な機会となりますので、ぜひお早めにご来館ください。