地震体験車がしまび前の島瀬公園にやってきました!
ときおり雪が舞う中、たくさんの参加者が集まりました。東日本大震災レベルに近い揺れを体験。最初は、遠まきに眺めていた方々も、しまび職員のトークにあれよあれよと集まりだし、列ができるほどでした。最初にコロナ対策で手指消毒。次にヘルメットをかぶり、スリッパに履きかえて、お部屋に入ります。お部屋にはテーブルと椅子、キッチンにはガスコンロがあります。そして、揺れが始まるアナウンスが流れると大きく揺れだします。揺れがおさまったと思ったらまた激しい揺れがあり、終了、といった流れです。中には、椅子に座った状態から立ちあがり、ガスコンロの火を消す動作をし、また戻ってテーブルの下に潜るシュミレーションをした人もいました。地震体験車を操るのは佐世保市消防局中央消防署の6人の消防士。今回のイベントのために大村まで地震体験車を取りに行ってくださったり、並んでいる子どもさんに優しく説明してくださったり、ほんとうにありがとうございました。消防車も間近でみることができました。 佐世保ではあまり地震がありませんが、いつかくるかも知れない災害への意識を高めていただければ幸いです。
寒い中、お集まりいただいた参加者のみなさま、佐世保市消防局のみなさま、ご取材いただいたテレビ佐世保のみなさま、ありがとうございました。

ミュージアム・コンサートを開催しました♪
出演者は、初共演のみおさんと田中ノビさん。ノビさんはしまび初演奏です。今回は「佐世保ローガンズ模型展示会」にあわせた「特撮&アニメ jazzコンサート」です。佐世保市では雪が舞い、お客様が集まるかと心配しましたが、開演時にはたくさんのオーディエンスがーっ!寒い中ほんとにありがとうございます泣。演奏が始まるとみなさまリズムをとったり、口ずさんだり。懐かしいアニメの曲をみおさんのアレンジでジャズにしたてて、とってもやばみ〜!ノビさんのサックスとみおさんのピアノは息もぴったり、今日のしまびのミュージアム・コンサート#3150!アンコールも出て盛り上がりました。ご来館のみなさま、みおさん、のびさん、そして企画された老眼‘s…もとい、ローガンズのみなさま、ありがとうございました!!!!!

メリークリスマス!
12月25日(土)、14:00から15:00まで、ワークショップ「ダンボールベッドをつくろう!」を開催しました。
東日本大震災を機に広まったダンボールベッドは、その有用性から各地の自治体で導入が進められています。しまびでは、東日本大震災から10年という節目の今年、地震が少ない佐世保においてもいつ起こるかわからない災害の備えとして、ダンボールでベッドを作るワークショップを実施することになりました。佐世保市役所の市民安全安心課からダンボールベッドキットと簡易ベッドをお借りしました。しかし、今回のメインは、手作りのダンボールベッドを作ること!連日、しまび職員が近くのお店からダンボールを収集、いよいよペットボトルのダンボール約20枚でベッドを製作します。
会場にはファミリーのお客様が集まりました。最初に、キットのダンボールベッドと簡易ベッドの説明。そしてペットボトルのダンボールを使用した手作りベッドの製作に入ります。
まずはじめにダンボールを箱型に組み立て、開かないようガムテープで簡単にとめます。次に20個のダンボール箱を並べます。最後に、丈夫にするため上部にダンボールを平らのまま敷くと完成です。ものの10分で立派なベッドが完成しました。完成後、代わるがわる体験していただきました。「意外にしっかりしてる」「寝心地がいい」「そのまま眠ってしまいそう」など参加者の反応はまずまずの様子。実際、床との距離が保てるので冷えやホコリから身を守ることができますし、空気の層ができて暖かいというメリットがあります。しかし、佐世保市役所市民安全安心課職員に使用について尋ねると「湿気があるところに保管していると強度が弱くなり、また、かさばるので大量に避難所へ持っていくのがたいへん」とのことでした。佐世保市役所では現在、これらの簡易ベッドを使うようになってきたそうです。
いずれにせよ“備えあれば憂いなし”です。日頃からダンボールをためておけば、いざという時に重宝するかも知れませんね。ご参加のお客様、ご取材のテレビ佐世保さま、ありがとうございました。
明日12月26日(日)は、「地震体験車で地震体験」を開催。島瀬公園にて13:30から16:00まで行います。ぜひご参加ください。







メリークリスマス!
12月24日(金)、14:00から「クリスマス レコード鑑賞会」を実施しました。
しまびでのレコード鑑賞会は、2014(平成26)年「ジャズレコード展&JAZZ LIVE!」開催時を皮切りに、「エルヴィス・プレスリー レコードレコード展」、「ジャズレコード展&JAZZ LIVE!」、「西城秀樹 レコード展」、「フランス近代絵画と珠玉のラリック展」、「カーペンターズ レコード展」、「コマーシャルソングの時代展―女性を輝かせた1970、80年代の化粧品CMソング―」、「ロートレック展」、「ゴジラシリーズを支えた特撮映画美術監督 井上泰幸展」開催にあわせて、過去9回、実施してきました。レコード鑑賞会で使用されたレコードは、すべて音浴博物館の収蔵品です。
音浴博物館は、西海市大瀬戸町にあるやすらぎ交流拠点です。100年以上前の蝋管レコードから貴重なSP盤、LP盤、ドーナツ盤などその数160,000枚以上を収蔵されています。レコード鑑賞会10回目となる今回は、クリスマスということで、音浴博物館からキュレーターの長田雅英さんをお招きし、しまび学芸員の中野英行とともに、クリスマス・ソングやフィギュア・スケートのプログラム曲を真空管アンプを使ってレコードでお聴きいただきました。
会場には、アナログ派のみなさまが集まり、レコードに針を落とす時に音、ときおり耳に入るノイズ、そして何より柔らかい音色を楽しみました。12曲をかけ、会話もはずんで、1時間の予定が少しオーバーしてしまいましたが、お客様にはクリスマスの穏やかな時間をお過ごしいただけたようです。
中野学芸員のレコード鑑賞会への参加は、2回目。司会業も前回に比べてずいぶん慣れてきて円滑に長田さんとの掛け合いは、まるでラジオ番組公開放送を見学しているようでした笑



12月18日(土) 「王子工業PRESENTS クリスマスミュージアム・コンサート」を開催しました!
サクソフォン浦崎健治様、ピアノ中村卓士様 素晴らしい演奏をありがとうございました!
会場にお越しのみなさま、ご清聴いただきありがとうございました!



トークイベント「3.11.から学ぶ私たちの佐世保」を開催しました。3.11.のあの日のこと、そして今、何をしなければならないのか、体験者の生の声を聴き、考えるきっかけとなりました。
出演者の日下克彦さん(福島県からの移住者)からはあの日の生々しい体験を、洪敬さん(佐世保市中央消防署消防司令官)からは支援活動での貴重な体験を、中倉壮志朗さん(写真家)からは現地での写真作品を説明いただきながら撮影時の体験を、大隈隆雄さん(佐世保市防災危機管理局主幹、防災危機管理専門官)からは佐世保での防災危機管理についてを、そして、当館係長で学芸員の中野英行(岩手県盛岡市からしまびに就職)からも自身が撮ったあの日の写真とともに体験したことをお話しました。
時おり登壇者のお話に目を潤ませる場面もあり、お客様は真剣に耳を傾けていました。ご来館のみなさま、出演者のみなさまありがとうございました。



ストリートピアノが徐々に周知されてきました。連日、グランドピアノを演奏しに、ご来館いただいています。今日は6名のみなさまが弾きに来られました。小学生から大人のかたまで様々です。みなさま、ありがとうございます!!中でも夕方ご来館の男性は来館者の足をとめる方迫力ある演奏でした。いつの間にかオーディエンスが集まり、拍手喝采。演奏後、お声がけすると、コロンビア在住のピアニスト三枝正広さん!!帰国中で現在しばらく佐世保に滞在中とか。鳥肌ものの演奏ありがとうございました。
三枝正広さんの演奏はこちら。
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ストリートピアノのご利用、ありがとうございます。朝イチで来館されたのは2人の男性。“エリーゼのために”を一心不乱に独奏されていました。高校生はバッハ、ショパンなど何曲も披露、お友だちと連弾もしていました。ご利用の際はアルコール消毒などご協力ください。
高校生の演奏(一部です)はこちら↓
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しまびに、かわいいお客様がやってきました。さっそく「長崎県美術館名品展 移動美術館 IN 佐世保市」をご案内。絵を観てどんなことを感じるか聞いてみました。鴨居玲の《私の声を聞いてくれ》では「かなしいかんじがする〜」「おこってるみたい」、エドゥアルド・ナランホ《自画像「私は七月に犬の頭蓋骨を描いている》では「えのぐをえのぐでかいてる〜」「えのなかのかがみにセロハンテープがはってある〜」となかなかの観察力!ピカソや東松照明や森山一信などの作品についても積極的に手をあげ、感じたことを教えてくれました。ご来館ありがとうございました。本展は11月28日(日)まで開催しています。
※著作権の関係で写真の一部を加工しています。ほんものをぜひ会場でご覧ください!

