開催中の「長崎県美術館名品展 移動美術館 IN 佐世保市」では長崎県内の児童・生徒に、鑑賞教育の一環として特別鑑賞プログラムを実施しています。さっそく2つの中学校から生徒のみなさんが来館しました。長崎県美術館の守屋エデュケーターが、作品を観てどんなことを感じるか質問し、自由に発言してもらいました。「ジャックと豆の木みたい!」「宇宙人じゃないか?!」など子どもたちの感性に、大人の私たちも感動。子どもたちの美術に対する関心を深め、長崎ゆかりの美術を愛好する心を育てる一助になりました。
しまび日記
山下光鶴 ギターによるミュージアム・コンサートを開催しました。
雨があがった夕暮れのしまびにクラシックギターの音色が響きました。今回のテーマは「ショーロの夕べ」。“ショーロ”とはポルトガル語で“泣く”を意味する言葉です。山下光鶴さんの奏でる音は、ほんとうに泣いていました。泣きかたもぽろぽろだったり、号泣だったり、悔し泣きのようだったり…曲によって感情豊かな音の表現。お客様は静かに耳を傾けていました。
そしてもう一つ。山下光鶴さんのギター演奏を引きたてたのは、彼の背景に並んだすてきな山本早苗さんの版画。「山本早苗版画展Stories |Estórias」はいよいよ11月15日(月)が最終日です。17:00から撤去ですので、それまでにぜひご覧ください。
クラシックギターのミュージアム・コンサートは「シャガール展」でのマリア・デュオに次いで2回目。しまびにクラシックギター、相性バッチリでした。
ワークショップ「タイヤチューブでキーホルダー」を開催しました。
「長崎県美術館名品展 移動美術館 in 佐世保市」において、ワークショップ「タイヤチューブでキーホルダー」を開催しました。指導してくださったのは、長崎県美術館のエデュケーター、守屋先生です。当初、お子様が対象でしたが、お集まりいただいたのは昔昔にお子様だったみなさまでした笑
まず、展示室で守屋先生からみなさまにエデュケーター的な質問。「この作品を観て気になったことを自由に言ってみてください」と、どんどん絵の世界に引き込んでいきます。「都会の中の孤独を感じる」「空間が広くて構図が面白い」など、みなさまから様々な感想や意見が飛び交ったあと、いよいよ制作。
手始めにタッセルを制作、そのあと、作品から想を得た形をタイヤチューブに移し、世界にひとつだけのキーホルダーができあがりました。
参加者のみなさま、守屋先生ありがとうございました。
バイク乗りのみなさま佐世保にようこそ!
天気予報が雨から晴れに転じた先日の日曜日、しまびに、バイク乗りのみなさまが来館されました。SBS諫早様が募った総勢19台です。朝8:30に諫早を出発、無窮洞を見学後、11:40頃しまびにご到着、「バイクのある風景写真展」を鑑賞。自身の写真作品を出展された参加者もおられて、「他の出展者の作品のレベルの高さに、もっと勉強しなければと思った!」と感想を言われていました。
ご一行様は、しまびからすぐのアーケードにて、佐世保バーガーやサンドウィッチ、海軍カレーなどの佐世保名物でお昼休憩をとられたあと、浦頭の引揚記念館、針尾の無線塔をまわり、帰路につかれました。佐世保の戦争遺構を巡るツーリング、企画がナイスでしたね!ご来館ありがとうございました。